小学生のお子さんを持つ親御さんにとって、「塾に入れるべきかどうか?」は悩ましい問題ですよね。
そもそも塾とはどのような場所で、どんな役割があるのか、またお子さんを通わせるべきかどうかの判断基準について解説します。
そもそも塾とはどんなところ?
塾は、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。
① 進学塾(学習塾)
学校の勉強よりも高度な内容を学び、中学受験や成績アップを目指す。
学校の学習とは別に、特殊な中学受験対策向けの塾も多くあります。
特徴
- 難関中学受験を目指す子向けの授業(四谷大塚、SAPIX、日能研など)
- 学校よりもハイレベルな内容を扱うことが多い
- 宿題が多く、勉強の負担が大きい
向いている子
- 中学受験を考えている
- 勉強が得意で、もっと学びたい
- 目標を持って努力できる
向いていない子
- 勉強の負担が大きく、ついていけない
- 遊びや習い事と両立が難しい
② 補習塾
学校の授業についていけるようにサポートする。
基本的には学校での学習の復習がメインとなる場合が多いです。
特徴
- 学校の授業内容を復習・定着させる
- 先生が個別指導してくれることが多い(個別指導塾)
- 無理なく学力を伸ばすことができる
向いている子
- 学校の勉強についていくのが不安
- 家での勉強習慣をつけたい
- マイペースに学びたい
向いていない子
- 自分でコツコツ勉強できる子
- 学校の勉強で十分理解できている子
③ その他の専門塾
特定の分野を強化する。
英語やプログラミング、そろばん、習字教室など、特定分野に特化しているため、目的を明確にしやすいのがメリットと言えます。
特徴
- 英語塾(英会話・英検対策)
- プログラミング塾(ITやロボット学習)
- そろばん塾(計算力を鍛える)
向いている子
- 早いうちから特定のスキルを身につけたい
- 学校以外の勉強に興味がある
向いていない子
- 学校の勉強だけで十分な子
うちの子は塾に入れるべき?判断基準チェックリスト
① 学校の勉強についていけているか?
「授業の内容が分からない」と感じているなら、補習塾が向いている。
② 中学受験を考えているか?
受験を考えているなら、進学塾が必要になる。
受験しないなら、無理に通わせる必要はない。
③ 勉強の習慣がついているか?
家で勉強する習慣がないなら、塾で習慣をつけるのも一つの方法。
④ 本人が「勉強したい」と思っているか?
子ども自身が塾に興味を持っているなら、前向きに考える。
逆に「塾に行きたくない」と強く抵抗するなら、無理に通わせると逆効果になることも。
⑤ 負担になりすぎないか?
習い事との両立ができるか?
家族のスケジュールに影響がないか?
経済的に負担にならないか?(月謝が高額な塾もあるため注意)
塾に入れる場合のポイント
① 無理に通わせないことが大切!
塾に通うことで、かえって勉強嫌いになってしまうケースもあります。
「みんなが行くから」と無理に通わせるのではなく、子どもの性格や学力に合った塾を選びましょう。
② 子どもに合った塾を選ぶ
個別指導 or 集団指導?
マイペースなら個別、競争が好きなら集団
授業の進度は適切か?
難しすぎても簡単すぎても意味がない
塾の雰囲気が合っているか?
体験授業に参加してみると◎
③ 塾だけに頼らず、家庭学習も大切
塾に通っても、家で勉強しなければ成績は伸びません。
親もサポートしながら、家での勉強習慣を作ることが重要です。
まとめ
「塾に入れるべきか?」は、お子さんの学習状況や目的によって異なります。
塾に入れたほうがいいケース
- 中学受験を考えている(進学塾)
- 学校の授業についていけない(補習塾)
- 家での勉強習慣がなく、学習のリズムをつけたい
- 英語・プログラミングなど、特定のスキルを伸ばしたい
塾に入れなくてもいいケース
- 学校の授業についていけている
- 家で勉強できる習慣がある
- 塾の授業が難しすぎる or 簡単すぎる
- 親がしっかりフォローできる環境がある
塾はあくまで「勉強をサポートする場所」です。
「塾に行けば安心」と思わず、お子さんにとって最適な学習環境を整えてあげることが大切ですね!
minahauの特性は補習塾
minahauの学習の内容は、主に補習となります。
基本的には小学校の勉強を補助するのが目的となります。
詳しくは公式HPを参考にしてみてくださいね。